修飾語が多いと読みづらくなる

修飾語とは、ほかの文節を詳しく説明するための文節です。「見てください」に対して「顔を見てください」、「寝なさい」に対して「早く寝なさい」が修飾語の使用例です。 この記事では、読みやすい文章を書くための、修飾語の使い方について解説します。 修飾語とは 修飾語は、後ろの文節(※1)を説明するための文節です。被修飾語とは、修...

「素起こし」「ケバ取り」「整文」の違いとは【取材記事の編集手順】

「取材音源からの文字起こしは、すべての音声のを書き起こして完成」と思っている方もいるかもしれません。しかし、取材記事の編集には幾つかの種類があり、クライアントの要望に合わせて記事の品質をアップさせる必要があります。 文字起こしから編集作業の流れは、主に「素起こし」「ケバ取り」「整文」の3種類に分類されます。それぞれの違...

インタビュー記事の企画書の作り方

インタビュー記事は企画で全てが決まります。 「記事を読んでもらえるかどうか」「取材がやりやすいかどうか」 企画のクオリティで上記の結果が大きく変わります。 正しい手順で企画を作れるよう、この記事で学びましょう。 STEP1:顧客にヒアリングする 顧客に「どういった意図・背景でインタビュー記事を作るのか」をヒアリングしま...

インタビュー取材を編集するときのコツ

インタビューの文字起こしが終わったとしても、まだインタビュー原稿は完成ではありません。 ただ単に文字起こしをしただけの文章は、読み物としてはまだ未完成です。 今回は、インタビュー記事を編集するときのコツを紹介します。 編集するときの4ポイント ここではインタビュー記事を編集するときのポイント4つを解説します。 1:主語...

インタビュー取材の基礎&心得

皆さんはインタビュー記事を作った経験はありますか? 通常の記事執筆とは異なり、インタビュー記事は多くの人の協力を得て作られるものです。 ここではインタビュー取材をするときの基礎や心得について解説します。 1:基礎以前に、大事にしたいこと インタビュー取材において大切なことは下記です。 ・自分で言ったことは守る・レスはす...

記事を読んでもらえるかは最初の1行で決まる

読んでもらえない文章に価値はありません。 読んでもらえるかどうかは最初の1行で決まります。 ここでは大事な「書き出し」の作り方について解説します。 「書き出し」にとことんこだわろう 記憶に残る文章というもの、どれも「書き出し」が秀逸です。 <例文>死んだ父は筆まめな人であった。私が女学校一人で初めて親許を離れた時も、三...

取材における写真撮影のコツ

今回は、取材における写真撮影のやりかた&考え方を説明します。 写真撮影が苦手な方は参考にしてください。 「物・人物を撮る」&「風景を撮る」の違い 取材写真は2種類あります。物・人物写真と風景写真です。 「物・人物を撮る」ときと「風景を撮る」ときは、頭の中を切り替える必要があります。 ここではそれぞれの考え方の違いを説明...

格助詞「は」と「が」の使い分けについて解説

文章中に登場する格助詞「は」と「が」、これら適当に使ってませんか? 今回は「は」と「が」を使い分けについて学んでいきましょう。 「は」と「が」を使い分ける 格助詞の「は」と「が」には明確に使い方に違いがあります。 ・「は」はわかっていることに使う・「が」はわかっていないことに使う 例文を見てみましょう。 <例文>昨日、...

「文章」と「文字」の違いについて解説

『文章』と『文字』という言葉を区別して使っていますか?テキストを作る仕事をする場合『文章』と『文字』を区別して扱うことは重要です。今回は、『文章』と『文字』が全く別物だという話をします。 1.『文章』と『文字』の違い 『文章』と『文字』は下記のような性質の違いがあります。 ・『文章』は「読む」もの・『文字』は「見る」も...

「書き言葉」と「話し言葉」の違いについて解説

現代の一般的な書籍や紙面、ウェブなどの文章は「口語体」を使って書かれています。文体には、口語体と文語体があります。文語体とは明治・昭和頃まで文を書く際に使われていた、古文のような文体です。口語体は現代において一般的に用いられる文体のことです。文章を書く際には、文語体は使わずに、口語体で書きます。語尾の「ですます調」と「...