皆さんはインタビュー記事を作った経験はありますか?
通常の記事執筆とは異なり、インタビュー記事は多くの人の協力を得て作られるものです。
ここではインタビュー取材をするときの基礎や心得について解説します。
1:基礎以前に、大事にしたいこと
インタビュー取材において大切なことは下記です。
・自分で言ったことは守る
・レスはすぐに返す
とても当たり前のことかもしれませんが、これらはとても重要です。
泥臭いことではありますが、これだけで取材の仕事は円滑に進みます。
自分で言ったことについての考え方
自分で言ったこととは「約束の時間」や「約束の場所」「期日」などです。
基本的なことですが、取材の現場では守られていないことが多々あります。
※特に期日
期日などは、自分の尻を叩く意味でも、設定して、かつ守りましょう。
レスについての考え方
よくあるのが「回答」が思いつくまでレスをしないことです。
たしかにそれが重要なことはありますが、ほとんどの場合、その「回答」内容はどうでもいいのです。
連絡した側が欲しいのは「回答」ではなく、「届いたかどうか」です。
一次レスが大事です。それをするかどうかで、その後のコミュニケーションの質が変わります。
レスが滞りなくできれば、取材の仕事はうまくいきます。
逆に言えば、レスのやりとりのなかで、どこかが破綻すると、たちまちコンテンツ制作に暗雲が立ち込めます。
それは取材前であっても、取材後であっても起こりえます。
取材→記事作成→掲載
掲載までにコミュニケーションが途絶えないことが大事です。
また、取材前より取材後のほうが連絡が取りづらくなるので、掲載までに難儀することもあります。
※取材後に連絡が取れなくなって、コンテンツをお蔵入りする場合もあります
「遠足は家に帰るまでが遠足」ではないですが、「取材はメディアに掲載されるまでが取材」と言えるかもしれません。
以上がレスについての考え方でした。
2:取材の基礎
仕事で取材をする場合、下記の考え方で取材を進めていきます。
①掲載先のメディアの方針
②取材意図をヒヤリング(メディア側と)
③質問内容作成
④取材
※②~④の間に情報収集
仕事で取材をする場合、下記を常に頭に入れたうえで臨みます。
・どんな意図で取材を実施するのか
・取材前はできるだけ情報収集
・ある程度の構成を想定して取材に挑む
さいごに
今回は、インタビュー記事を取材するときのコツを紹介しました。
インタビュー記事は一般的なSEO記事とは異なり、明確なルールは少ないです。
その分、自分の考え方や仮説を試すことができるので、とても面白くやりがいのある編集といえるでしょう。
インタビュー取材を編集するときのコツについて解説